
縮毛矯正をすると、朝のスタイリングがぐんと楽になりますよね。でも「次はいつかけたらいいの?」「頻繁にかけると髪が傷まない?」と悩む方も多いのではないでしょうか?

この記事では、美容師の視点から「縮毛矯正に適切な頻度」について、髪をできるだけ傷めず、きれいなストレートをキープするコツまでわかりやすくご紹介します。
縮毛矯正の適切な頻度はどのくらい?
一般的に、縮毛矯正の理想的な頻度は3〜6か月に1回と言われています。
これは髪の伸びるスピード(1か月に約1〜1.5cm)を考慮して、クセが気になり始めるタイミングに合わせて施術するのがちょうどよいためです。
- 【3〜4か月に1回】クセが強い、うねりが目立ちやすい方
- 【5〜6か月に1回】クセが弱め、ボリュームが気になりにくい方
髪質やクセの出方には個人差があるので、あくまで目安として考えましょう。美容師に髪の状態を見てもらって、最適な時期を相談するのがベストです。
頻度が早すぎるとどうなる?
「根元が少しうねっただけで気になって、すぐに縮毛矯正をかけたくなる」という気持ち、よくわかります。
でも、施術の間隔が短すぎると、髪への負担が大きくなり、以下のようなリスクが高まります。
- 毛先のパサつき、乾燥
- 切れ毛、枝毛の増加
- 全体のツヤ感の低下
特に40〜50代になると髪の水分保持力が下がっているため、過度な施術は髪のエイジングを加速させる原因にも。
縮毛矯正は「今きれい」だけでなく、「未来の髪の健康」も見据えて、適切な間隔を守ることが大切です。
根元だけのリタッチ縮毛矯正という選択肢も
毛先のダメージが心配な方には、「リタッチ縮毛矯正」がおすすめです。
これは伸びた根元部分だけに縮毛矯正をかける方法で、毛先には新たな薬剤の負担をかけずに済みます。
- 【メリット】毛先を守りながら、根元のクセだけをきれいに整えられる
- 【デメリット】技術力が必要なので、美容師選びが重要
リタッチを重ねることで、長い目で見たときに全体の髪のコンディションが良く保てるので、エイジング毛のケアにも適した方法です。

fiicaでは伸びた部分の縮毛矯正をおすすめしています。
縮毛矯正を長持ちさせるためのホームケア
頻度を減らすためには、日頃のヘアケアも重要なポイントです。
以下のポイントを意識すると、縮毛矯正のもちがぐんと良くなります!
- アミノ酸系シャンプーを使ってやさしく洗う
- 洗髪後はすぐにドライヤーで乾かす
- アウトバストリートメントで毛先を保護する
- 日中もUVケアで紫外線ダメージを防ぐ
毎日の積み重ねが、ストレートヘアの美しさをキープする最大のコツ。「守るケア」がとても大切です。

無理のない頻度で、きれいなストレートを楽しもう
縮毛矯正の頻度は、だいたい3〜6か月ごとが目安。
髪質やクセの強さによっても個人差はありますが、無理に短いスパンでかけ続けると、髪がどんどん弱ってしまうリスクがあります。
必要なときに、必要なだけ。
そして、日頃のホームケアをしっかり行うこと。
このバランスを意識すれば、年齢を重ねても、きれいなストレートヘアを長く楽しむことができます。
「今の髪の状態、次の縮毛矯正のタイミング、迷っている」という方は、ぜひ一度美容師に相談してくださいね。
あなたの髪にいちばん合った提案をさせていただきます!