縮毛矯正で後悔しない!カウンセリングで見抜く失敗しないサロン選び

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「縮毛矯正、失敗しないか不安…」「初めて行くサロン、信頼できるか心配…」
そんな風に思ったことはありませんか?

縮毛矯正は“髪を変える”大きな施術だからこそ、美容師との意思疎通がとても大切。そのカギとなるのが「カウンセリング」です。

カウンセリングの質ひとつで、仕上がりの満足度は大きく変わります。この記事では、失敗しないためのカウンセリングの見極め方や、信頼できる美容師の共通点を現役美容師の視点で詳しくご紹介します。


✅ 第1章|なぜカウンセリングが大切なの?縮毛矯正の成功を左右する理由

縮毛矯正は“オーダーメイド”施術

縮毛矯正は、誰にでも同じ薬剤を塗って同じようにアイロンを当てるわけではありません。
髪のダメージ具合・クセの強さ・太さ・履歴など、一人ひとりの髪の状態に応じて「薬剤の種類・放置時間・アイロン温度・手順」が変わります。つまり、完全なオーダーメイド施術

そのため、「最初にどれだけ情報を共有できるか」が、成功の鍵を握っているのです。

カウンセリング不足が“失敗”の原因に

よくある縮毛矯正の失敗には、

  • ピンピンすぎる直毛になる
  • チリチリに傷んでしまう(ビビリ毛)
  • ぺたんこすぎる、前髪が浮く などがあります。

これらの多くは、施術そのものよりカウンセリング不足や誤解によるもの。
たとえば、「ブリーチしていたことを伝え忘れた」「理想の仕上がりをうまく伝えられなかった」など、小さなすれ違いが大きな結果につながってしまうのです。

美容師との信頼関係が仕上がりを左右する

カウンセリングは、ただ髪の状態を聞くだけではありません。
理想のイメージ、日々のセット方法、苦手な髪型…こうした「あなたの暮らし」や「価値観」も共有してこそ、本当に納得のいく仕上がりになります。

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“お任せで大丈夫です”よりも、“一緒に仕上がりを作っていく”感覚が理想ですよ


✅ 第2章|初めてのカウンセリングでチェックすべき質問と対応ポイント

「髪の履歴」は最重要チェック項目

カウンセリングで最初に聞かれるべきなのが、「これまでの施術履歴」です。
カラー、パーマ、ブリーチ、白髪染め…。これらはすべて、縮毛矯正に使う薬剤の選定に影響を与えます。
特にブリーチ歴やホームカラー歴を伝え忘れると、髪がチリチリになる“ビビリ毛”の原因に。

きちんと履歴を聞き取ってくれる美容師は、それだけで信頼度が高い証拠です。

「なりたい髪型」のイメージ確認はある?

次に大切なのは、「どんな仕上がりにしたいか」をしっかり確認してくれるかどうか。
たとえば、「自然な丸みがほしい」「毛先は内巻きにしたい」「前髪はぺたんこにしたくない」など、要望を具体的に聞いてくれる美容師は安心です。

逆に「全部お任せで大丈夫ですよ」とだけ言うサロンは、やや注意が必要です。縮毛矯正は“お任せ”でやると、ピンピンで不自然な仕上がりになりやすいからです。

プロの美容師が聞いてくる“信頼サイン”

信頼できる美容師は、以下のような内容を自発的に確認してきます:

  • 髪の手触り・ダメージ感を触って確かめる
  • 「どんなときに髪が扱いづらいか」など生活に関するヒアリング
  • 「朝どれくらいスタイリングに時間をかけられるか」など現実的な質問

これらを踏まえて提案してくれる場合、「あ、この人本当に考えてくれてるな」と感じられるはずです。

要注意!信頼できないカウンセリングの特徴

反対に、以下のような対応がある場合は注意が必要です:

  • 「この薬剤で全部OKです」と一種類しか使わない
  • 髪を触らず見ただけで判断
  • ダメージリスクの説明がない
  • 質問しても「大丈夫ですよ」と曖昧な返答だけ

このようなサロンでは、結果的に髪が傷んだり、理想とは違う仕上がりになる可能性があります。

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“この人、ちゃんと聞いてくれる”って思える美容師さんを選ぶのが失敗しないコツですよ

✅ 第3章|良いサロンの見極め方|カウンセリング中に注目すべき5つのサイン

1. 髪の状態をしっかりチェックしている

良いサロンでは、まず髪の根元から毛先まで丁寧に触って確認してくれます。
見た目だけではわからない「髪の芯のダメージ」や「うねりの強さ」などを、触診を通じて感じ取ろうとするのです。
この丁寧なチェックこそ、適切な薬剤選びやアイロンの温度設定につながります。

2. ダメージリスクや施術の流れを説明してくれる

信頼できる美容師は、メリットだけでなくリスクや注意点もきちんと説明してくれます。
たとえば、「今の髪の状態ではこの薬剤を使うと少しダメージの心配があります」「今日はここまでの仕上がりがベストです」と正直に話してくれることが重要です。

「うちはどんな髪でも大丈夫ですよ~」という説明しかない場合は、逆に不安材料になるかもしれません。

3. 無理な施術をすすめない

例えば「根元は縮毛矯正、毛先はトリートメントで整えたほうがいいかも」といった、髪の状態に応じた提案をしてくれるサロンは安心です。
お客様の希望を叶えつつ、髪を守る選択肢を提示してくれるのがプロの姿勢です。

4. 他メニューとの比較や選択肢も提示してくれる

縮毛矯正以外の方法(髪質改善、酸熱トリートメント、部分矯正など)も提案してくれる美容師は、技術の幅が広く、お客様目線で施術を考えている証拠です。

「この方法がいいですよ」と一択で進めるのではなく、複数の道を示してくれると安心感が増します。

5. 会話がスムーズで“信頼できる空気感”がある

これは技術とは少し違いますが、非常に大切なポイントです。
質問したときに誠実に答えてくれるか、不安に感じる点を聞きやすい雰囲気か…。
サロンは定期的に通う場所だからこそ、「この人になら任せられる」と思える関係性が大切です。

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言葉だけじゃなく、態度や空気感から“この人、信頼できそう”って直感で感じるのも大事なんです


✅ 第4章|縮毛矯正が得意な美容室はここが違う!見極めポイントと事前準備

ホームページ・SNSの「実績」をチェック

まず見ておきたいのが、サロンのホームページやInstagramなどのSNS
特に注目すべきは「縮毛矯正のビフォーアフター」が掲載されているかどうかです。
写真に“リアルさ”があるか、同じ髪質・年齢層の施術例があるかをチェックしましょう。

さらに、投稿に「クセの強さ」「履歴」「使った薬剤」などの具体的な説明が添えられている場合は、技術力への自信の表れです。

口コミの内容をしっかり読む

Googleマップやホットペッパーの口コミも貴重な判断材料になります。
「丁寧にカウンセリングしてくれた」「髪の状態を見て無理な施術を止めてくれた」などの声が多い場合、そのサロンはお客様の髪を大切に扱っている証拠

逆に「すぐ施術に入った」「話が一方的だった」などの記述があれば、慎重に検討したほうがいいかもしれません。

保証やお直しの制度があるか

万が一仕上がりに納得がいかなかったときに、「数日以内であればお直し無料」などの保証制度があるかも確認しておきましょう。
誠実なサロンは、責任をもって対応してくれますし、リスクヘッジの意識も高い傾向があります。

カウンセリング予約だけでもOK?

初めてのサロンで不安がある場合、「まずはカウンセリングだけ受けたい」と伝えたときの反応も重要な判断ポイントです。
信頼できるサロンなら、快く対応してくれますし、事前相談を歓迎しています。

逆に「やるかやらないか決めてから来て」といった対応をされる場合、その後の施術でも融通が利かない可能性があります。

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“まずは相談だけでもOK”なサロンは、お客様との信頼を大切にしてるところが多いですよ


✅ 第5章|納得いく仕上がりのために|カウンセリングで伝えるべきことリスト

1. 過去の施術歴(カラー・パーマ・縮毛矯正・ブリーチなど)

カウンセリングで最も重要なのが“髪の履歴”の共有です。
たとえ何年も前でも、ブリーチ・セルフカラー・縮毛矯正を行っていれば、その影響が残っている可能性があります。

とくに40代・50代になると、加齢により髪の耐久性が下がっているため、過去の履歴が思わぬダメージを招くことも。
曖昧な記憶でもいいので、できるだけ詳細に伝えましょう。

2. 理想のスタイル・NGな仕上がり(画像も活用◎)

「自然な丸みを残したい」「前髪はぺたんこにしたくない」など、理想像と避けたい仕上がりを明確に伝えましょう。
美容師とのイメージ共有には写真を見せるのが一番スムーズ。
Pinterestやインスタのヘアカタログなどから、自分の好みに近い例をピックアップしておくのがおすすめです。

3. 日々のスタイリングの手間や希望

「朝は5分しかスタイリングできない」「アイロンは苦手」など、リアルなライフスタイルに合った仕上がりを目指すためにも、普段のスタイリング習慣は重要な情報です。

例えば、「朝が忙しいから乾かすだけでまとまる髪にしたい」と伝えれば、そうした仕上がりを意識して施術してくれるはずです。

4. 予算や施術頻度の希望

「できれば2〜3ヶ月はもたせたい」「あまり頻繁に通えない」など、長期的な視点での相談も有効です。
サロン側もそれに応じて、持ちのよい施術内容やホームケアの提案をしてくれるはずです。

5. 気になること・不安な点は遠慮なく伝える

「髪が傷むのが心配」「前に失敗した経験がある」など、ネガティブな感情も含めてオープンに話すことが、信頼関係を築くうえで大切です。
誠実な美容師なら、しっかり受け止めたうえで、安心できるよう丁寧に説明してくれるはずです。

fiica

“言わなくてもわかる”はNG!遠慮せず、なんでも相談してくださいね


✅ まとめ|カウンセリングは縮毛矯正の“設計図”!信頼できる美容師を見つけよう

縮毛矯正は、髪質やダメージ、ライフスタイルなど、一人ひとりに合わせた“オーダーメイド施術”
その成功のカギを握るのが、施術前のカウンセリングです。

「どんなふうに仕上げたいか」「どんな履歴があるか」「普段のスタイリングは?」…
これらの情報をしっかり伝え、受け止めてくれる美容師と出会えれば、施術中も仕上がりもきっと安心できるはずです。

カウンセリングで見抜ける“信頼できるサロン”

  • 髪の状態を丁寧にチェックしてくれる
  • リスクや流れをきちんと説明してくれる
  • 無理にすすめず、選択肢を示してくれる
  • 会話がスムーズで安心感がある

サロン選びに迷ったときは、「まずは相談だけでもOK」と伝えてみるのもおすすめです。信頼できる美容師ほど、誠実に応えてくれます。

「お任せで」と丸投げするよりも、「一緒に理想をつくっていく」つもりで相談することで、あなたの“なりたい髪”にもっと近づけるはず。
ぜひ、信頼できる美容師との出会いを大切にして、後悔しない縮毛矯正を叶えてくださいね。

fiica

“髪を任せたいと思える人かどうか”は、カウンセリングの空気で決まりますよ。ぜひ直感も大切に

この記事を書いた人

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fiica 田畑 裕大

くつろげる癒し空間で、経験豊富なトップスタイリストが一人一人に合わせたヘアスタイルをご提案させていただきます